安土城跡を観光

一度は来てみたかった安土城跡に観光してきました。去年の9月半ばで、かなり暑かったです。水は必須ですね。

日本で誰もが知る城跡と言えば、この安土城跡じゃないでしょうか。なんせ、織田信長が築城した絢爛豪華な幻の城です。

安土城の本当の姿は想像でしかないけれど、後にも先にもあんなにド派手な城は安土城だけです。3年で作り上げたって言うから、どんだけの人と金が投入されたのか計り知れません。

帰りの際の電車時刻を予めチェックしてから改札を出ます。これはもうクセですね。スマホがあるのでいつでも確認できますけど。

安土駅を出るとレンタサイクルが3~4軒ほどあります。安土城跡までは車で行くのが手っ取り早いけれど、天気がよかったのでのんびりサイクリングしつつ、安土城跡に向かうことにしました。

借りたのは信長号。ここはこれ一択でしょ。若干、秀吉感があるイラストです。本当はギミックとして日本刀か火縄銃が欲しいところ。しかし最高ですね、これは(≧▽≦)

自転車を借りるときにこういったマップをもらえるので便利です(2つも)。スマホで見てもいいんだけど、やっぱりこのくらいの大きさで全体が見られるのは使い勝手がいいです。レンタサイクルのおばちゃんが安土城跡までの近道なんかも教えてくれますよ。

教えてもらった道のりで進んでいくと、安土城跡の石碑が出てきます。

安土城のふもとに到着。見渡しがいいです。自転車でのんびり12分~15分だったかな。

入城すると直ぐに石段が表れます。これをひたすら登っていきます。

石段の両脇に信長の家来たちの住居跡があります。下は豊臣秀吉邸の跡。

ここに屋敷が建っていたところ見たいものです。

徳川家康邸や前田利家邸もありますが、写真は撮ってなかったな…。この安土城に織田信長、豊臣秀吉、徳川家康が住んでいたんだな~と思うと、戦国列伝が好きな私としては興奮しますね。

下は石段から反対側を見た景色。眺め良し。天守閣があったところまでは、まだまだ先が長いです。

本丸跡の文字が見えました。

安土城は当時の石垣が多く残っていると言われています。焼けてしまってから、しばらく放置されていたことが良かったのかも。

本丸跡に到着。

ようやく織田信長の文字が見えてきました。

天守閣跡への石段を登ります。

天主閣址の文字が見えましたよ。ここを登っていけば到着です。「天守」じゃなくて「天主」なんですね。一般的には天守閣だけど、安土城は天主閣。調べると色々出てきますが、主(あるじ)=信長が住んでいる天(最も高い場所)を表すので天主閣という説があるようです。信長は実際にこの天主閣に住んでいたそうですから。

天主閣址に到着!ですが、何にもありません。ところどころの石が城跡を感じさせます。

案内板は下の方が破れていて、ちょっとかわいそう。

今立っているこの場所が安土城のちょうど地下1階の部分に当たるそうです。安土城は地上6階、地下1階だったと言われています。最上階は金、その下の階は朱色の八角堂で、周りは狩野永徳が制作した華麗な障壁画が飾られていたとされています。豪華すぎ。

安土城から琵琶湖方面を見た風景。右上が琵琶湖。だけど、ここは地下1階に当たる場所なので天主閣から見たら全然違った風景だったでしょう。信長が見た風景はもっと上からの琵琶湖ですね。

安土城は明智光秀の謀反による本能寺の変から、何等かの理由で焼失。完成からたった3年で廃城となってしまったのは、もったいないというかなんというか…。

安土城の復元の話は何度も出ているけれど、ざっくり言えば複数いる有識者間で意見が合わないのと、お金の問題で検討はするけれど頓挫してしまう…というのを繰り返しているそうです。ただ、もし復元したらもっと観光客が増えることは間違いないでしょう。

そういえば、今年の大河ドラマは明智光秀が題材となっている「麒麟がくる」です。信長も登場するので、私も見ていますが、クライマックスは本能寺の変なんだろうな。

そうえいば、かつて織田信長も大河ドラマになっていたはず。見てなかったので、ちょっと調べたら織田信長役は緒形直人、明智光秀はマイケル富岡だった。

うーん、マイコ―明智か…。濃いな…。

「麒麟がくる」では明智光秀が長谷川博己、織田信長が染谷将太。今までと違った信長像が描かれるそうです。

しかし、安土城は残っていませんが、ここに信長がいたんだな~ということだけで感慨深いです。織田信長は私が小さいころから最も憧れていた武将ですから。ウルトラマンとかと同列に架空のヒーローレベルでしたね。

とはいえ、小学生低学年の小僧だったので、ウルトラマンと織田信長のおもちゃがあったら、間違いなくウルトラマンを選んでいたでしょうけどね。

ただ、現代のように超絶技巧なリアルフィギュアがあったとしたら別です。あるのかな、あるのかな??

で、探してみたら…あるんですね~。ヤバい…カッコいい…。甲冑姿でないものだとこれが一番いいかな。

織田信長ゆかりの寺が織田信長フィギュア発売-大須「万松寺」

正子公也氏の原画を立体化したもので、なんと万松寺の境内で販売していたそうです。上記はブロンズですが、別物でゴールドのものもありました。まさに安土城天主閣そのもの。

なんだか観光以外の話にもなってしまいましたが、今度行くときにはもっと細かく1日中散策してみようと思います。次回は春先がいいかな~。

ちなみに夏行く場合には虫よけスプレーしたほうがいいです。短パンもやめた方がいいです。基本的に城跡なので整備されていない箇所も多いですし。蚊が集中砲火で肌に吸い付いてくることもあるのでご注意を。過酷な場所ではないですが、山に行くつもりで間違いないです。

安土城跡のパンフレットはこちら。ここにも書いてありますが、一旦入城するとトイレがないので、済ませてから入城したほうがよいですよ。

安土城跡の場所とアクセスは下記の通りです。

安土城
滋賀県近江八幡市安土町下豊浦
JR琵琶湖線安土駅下車
徒歩30分
自転車15分弱

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