三渓園の梅

横浜石川町から観光名所の三渓園まで徒歩で行ったときの写真です。徒歩だと約4kmほど。大体1時間くらいかな。今回は3人パーティで散歩です。

その前にリセンヌ小路のそば屋へ寄って腹ごしらえして向かうことに。

ここがお目当てだった花潮という手打ちそばのお店。北海道産のそば粉を使っています。

花潮は蕎麦前が割と多く、注文したものはどれも美味しかったです。お酒の種類も豊富で日本酒は当然としてワインまで用意してあります。昼飲みするのにちょうどいい感じ。

蕎麦前をいくつか食べてから日本酒と蕎麦で締め。最高ですね。飲み過ぎると歩けなくなるのでほどほどにして終了。

途中、こんなトンネルをくぐって歩いていきます。脇の歩道は狭いので対向から人や自転車が来た場合はすれ違いに注意。並んで歩くと進路を塞いでしまいます。

これは本牧あたりだったかな。アメ車が並んでいました。カッコいいので撮影。このいかにも「ザ・アメ車」というデカいのに2ドアな感じがたまりません。

1970年代の日本車はこういうアメ車に似せた小型アメ車のようなデザインが多かったですね。日産のガゼールとかマツダのルーチェとか。トヨタのセリカもそんな感じだったかな。

いわゆる旧車というやつ。今でも中古車ショップで売っていたりますが、メンテナンスが大変そう。

サンダーバードのエンブレムがカッコいい!

3人でなんだかんだと話しながら歩ていると、やっと三渓園に到着。遠くに三重塔が見えます。

入場料は当時のもの。2月だったので寒かったんだよな~。ダウンジャケット着ていった記憶があります。

こういう藁葺きの家屋を見ているとなんとなく落ち着くのは日本人だからなんだろうか。

ちょうど梅が開花して良きタイミングでした。

三渓園内で猿回しをやっていたのでちょっと見学。

そういえば以前、猿回しの人の本を読んだことがあるんだけど、超厳しい修行をしてやっとモノになるという感じなんですよね。猿をしつけ、芸を覚えさせるのは至難の業。ある程度非情な部分がないと成り立たないんだろうな~と思いましたね。


青春漂流 (講談社文庫)

これは「臥竜梅」(がりょうばい)。幹が這うような竜の形をしているから名付けられたもの。確かにそう見えるし、幹の肌が竜のウロコっぽくもあります。

旧矢箆原家住宅内の様子。こういうツルツルっとした柱や梁の木は日本各地の城内にもよくあるやつですね。触っていると気持ちいいやつ。 ここには囲炉裏があって火がたかれているので、ちょっと燻されます。

こちらは到着したときに遠くに見えた三重塔。

元々この三重塔は京都の燈明時に建てられていたんだけど、原三渓という実業家が三渓園に移築したものだそうですよ。この人は美術品の蒐集家でもあったようです。

実業家はやることが違うな…。

ここは恐らくキッチンだったところなんじゃないかな~。煉瓦造りが当時のモダンな感じを思い起こさせます。

大きめなネコが行儀よく目を閉じて座っていたので撮影。

これは臨春閣。これも元々は和歌山県の岩出市にあったものを移築したそうです。なんでも原三渓はどこに移築するかを相当吟味したようです。三重塔もそうだけど、実業家が移築しちゃうのがスゴイ。

色々とぐるぐる回っていたら、そこそこ疲労感が出てきたので帰りはバスで元町へ。

帰り際に霧笛楼によってお土産購入。霧笛楼は和のフレンチで記念日とかにおすすめです。和室で畳の部屋の個室があるんですが、座卓ではなくテーブルとイスなんですよ。この雰囲気で食べるのは大正モダンという感じで楽しいです。何度か行ったけど、ここ何年かは行ってないな…。

横浜って煉瓦造りの古い建物が多いんですよね。石川町、関内あたりは。なので散歩しているだけでも楽しいです。お店もいっぱいあるし。

三渓園は四季に応じた花が見られるので、どの季節に来ても楽しめると思います。春に桜や藤を見るのもいいですね。

交通アクセスは最寄駅がないので車やバスを使うのがいいのかなと思います。時間に余裕があり、歩くのが苦じゃなければ食べ歩きしながらのんびり散歩っていうのもいいですよ。

三渓園
045-621-0634
横浜市中区本牧三之谷58-1

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