ラリーカールトンのライブに行ってきた(2022/6/5)。場所は横浜のビルボード。今日が初日で2ステージ目。
今回のステージは昼夜で演目が分かれているのが特徴。昼はラリーカールトンがクルセイダーズに在籍していた頃の楽曲メイン。夜はラリーカールトンのソロとスティーリー・ダンをサポートしていた頃の楽曲が中心で演奏された。
私は夜の部へ参加。昼間に近くでビールやワインを飲みつつ腹ごしらえもしっかりして会場へ。
会場へ着くなり、ツマミと飲み物を注文。ほろ酔い気分になってきて、いい気持ちで音楽を聴く体制になってきた。
19:30過ぎにラリーカールトンが登場。すっかりおじいちゃんではあるけれど、最初から最後までスタンディングで演奏していたので、かなりしっかりしている。ギターのトーンも最高。腕もまるで衰えていない。
ライブ中盤くらいからラリーカールトンのギターがひと際よく聞こえるようになった気がする。とにかくこの人が弾くギターのトーンが最高に気持ちいい。たまらん。
ライブラストはおなじみのROOM335。アンコールはSleep Walk。どちらも人気のある曲。どちらもショートバージョンだったけれど、生で聴けて満足。最高に贅沢な瞬間だった。
現在74歳のラリーカルトンだけれど、これが最後の来日とならずに毎年来てほしい。毎年行きたいな~。
最後にラリーカールトンのギターと機材。今回はGibsonのES-335は使用しておらず、335に似た別のギター。オーダーメイドしたのかな?ヘッドにはLarry Carltonと書いてあるように見えた。
アンプはBludotone。ダンブルアンプからBludotoneに切り替えてからずっと愛用しているのかな。
イコライザーのセッティングはTREBLE、MIDDLE、BASSがオール6。フェンダーアンプで言うところの最も美味しいトーンが出ると言われる位置。
最後にエフェクター。左上のオーバードライブはBlueLineと書いてある。ディレイ、コーラス、リバーブ、ワウペダル、ヴォリュームペダル、チューナーという感じ。空間系のエフェクターはアンプのセンド/リターンを使用している模様。
このセットを私が使ってギター弾いても同じ音にはならない。上記の機材プラス、ラリーカールトンの腕があってこそ、あの極上トーンが出るんだろうな。
それにしても心地よい大人のライブだったな。