かっぱ橋道具街にはそれぞれのお店の上に「空飛ぶかっぱ」がいます。そして、かっぱの胴体に各商店の名が入っています。街灯には放射状に複数の空飛ぶかっぱが付いていたり。
私はコイツが可愛くて可愛くてお気に入りです。かっぱ橋行くと必ず写真を撮っていますね。優しい顔して目をつむっているところが最高です。これをそのまんま小さくしたマスコットってないのだろうか。あったら欲しいな…。
このかっぱのキャラクター、名前なんていうんだろう。名前付いてるのかな。かっぱ橋を訪れるたびに思うんですが、いつもそれ以上深堀することもなく散歩しながら飲んだり食べたりしてしまうわけですが…。
なので、今日は調べてみようということで検索してみたんですが、さっぱり出てこない。「かっぱ橋 キャラクター」、「かっぱ橋 マスコット」、「かっぱ橋 オブジェ」、「かっぱ橋 ゆるキャラ」などベタなキーワードで探してもヒットしません。上記に商店街とか道具街とか付け加えてもかっぱの写真は出てくるものの、名前は出てこないんですね。
名前がなければ無いでいいんですが、なんとなくモヤモヤします。今度、散歩したときにでもお店の方に聞いてみようかとも思いましたが、調べてみると「東京合羽橋商店街振興組合」というのがあり、問合せができそうです。ここに聞いてみれば間違いなさそうということで質問してみることにしました。
その結果…。
担当の方から丁寧な回答が返ってきました。結論から言えば、商店街で「空飛ぶかっぱ」のオブジェに付けた名前は無いと言うことでした。
忙しい中、こんな質問に詳しく回答してくださって本当に感謝です。
名前はありませんが、このオブジェのデザインには元となるものがありました。それが浅草に住んでいた萩原楽一先生という絵師が描いた「福かっぱ」というもの。萩原楽一先生にお願いしてデザインを借りて出来上がったのが「空飛ぶかっぱ」なのではなかろうか、というわけです。
ですが、何分古い話のため詳細は不明ということでした。
萩原楽一先生は既に亡くなられていますが、娘さんが二代目を襲名し福かっぱのデザインをしているそうですよ。カレンダーもあります。やっぱりかわいい…。
カレンダーに描かれている福かっぱも目を閉じていますね。ホント可愛すぎるぞ(≧▽≦)
かっぱ橋本通りにある商店街では七夕まつりのポスターなどに福かっぱを使用しているそうですよ。
できることなら、この先も福かっぱを元にした空飛ぶカッパのオブジェは残して欲しいことろです。
ちなみに以前、かっぱ橋道具街で買った大鍋は今も愛用中です。大きいので1週間分くらいの量のスープ、カレー、シチュー、ポトフ、おでんなどが作れて重宝しています。もうこの大鍋はかれこれ7~8年使用していますが、全く問題ないですね。物の造りがやっぱり最高です。